「現実をみなさい」って言われたら見るべきものは?
玄子(げんし)です。
私は中学時代、いじめられていて出口のない暗闇の中をただ一人、歩かされていましたが
そんな私を救ってくれたのは、神様でも誰でもない、三国志の英雄たちだったのです!
三国志の英雄たちだけが私の心の痛みを分かってくれる存在だったので少しでもお近づきになりたくて
高校は、三国志の国「中国」への修学旅行目当てで受験→入学。
今回は、前回のお話 中国で電光石火の一目惚れ!!!の続きからです。
目次
現実は捉え方次第
「日本で願いが叶えられないなら、中国に留学すればいい!」
進路指導でこんなアドバイスをくれる先生がいたら面白いのですが
そんな先生はいるはずもなく
通信教育で中国語を学びたいってだけでも反対される家庭で育った私を
応援してくれる理解のある親などいるはずもなく、悉く
「現実をみなさい」って言われましたが
私にとっての現実はたった一つ。それは
留学する以外に道はない!
ちなみに、現実っていう言葉の意味は
頭の中で考えるだけのことではなく、現に実際、こうであるという状態、事実。
だそうです。
だったらなおさら!私にとっては
三国志にどっぷり浸かって中国語を学びたいって夢を実現するには
現実的に考えて日本では不可能、無理。
だったら、どうする?ってあくまでも現実的に考えた結果
留学するのが進むべきで道だったのです。
言い換えれば、留学する以外に道はなかったのです。それが私にとっての現実でした。
三国志に学ぶ「現実」の捉え方
理解のない、国外に縁のない人たちに囲まれてどうやったら、留学なんて発想が出てくるのかと言えば
そこは、、、人生の師による指導の賜。
2008年に公開された映画、レッドクリフってご存じですか?
金城武さんが孔明先生を演じ『赤壁の戦い』を通して
三国志の英雄たちの魅力を引き出した映画です。
その『赤壁の戦い』は窮地に陥った劉備軍の使者として孔明先生が呉に出向き、
孫権軍と同盟を成立させて劉孫連合軍が曹操軍と戦う、
三国志の中でも特に有名な戦いの一つですが
孔明先生が使者として出向き、呉の重臣たちと舌戦するシーンはまさに
「現実」の捉え方が学べる場面。
同盟を拒否する重臣たちはいわゆる「現実を見なさい」系の言葉で
孔明先生を論破しようとしますが、孔明先生はそれを逆手にとって反対派を黙らせ
見事、同盟を成立させたのです!
こんなにカッコいい人を人生の師として学んでいるからには、
現実を見なさいって言葉に屈してはいられません!それが弟子の務めです♪
でも、私には孔明先生ほどの冴えた言葉や説得力はありません、、、
が!受け継いだものがあったのです。それは情熱!
一見、不可能と思えること、いわゆる「非現実的」なことを
「現実的じゃないから」「現実では無理だから」って諦める口実にしていたら
三国志はこの世の中に存在しなかったでしょう。
何が何でも絶対にやる!!!
やらずに死ねない!
生きられない!
これしかない!っていう情熱さえあれば
一過性の無責任な「現実」はあっという間に情熱の炎に燃やされて消滅し
想いは「実現」されるようになるのです。
現実をみろ、と言われたら何を見る?
「現実をみなさい」って言われる時って往々にして
実現することが出来ない理由や状況を確認して、納得して、やめなさい!
って「やらないこと」「諦めること」を推奨する時に使われます。
が!ここで、相手と同じことを、同じように感じながらみてはダメです!
現実をみなさい、と言われたら見るのは未来です。
反対の声を押し切って実現している自分の姿。
妄想と言われようが、空想と言われようが気にしちゃいけません。
何が何でもやりたいことなら、
反対を押し切ることで覚悟も固まるし、
自分の言動に責任を持つしかない状態になるので
頑固、ワガママ、自分勝手と最初は言われるかも知れませんが
そんな現実さえ、数年後には
行動力がある、意志が固い、自分を持っているって言われるようになるので
一時の現実ではなく、自分の望む現実を大事にしてくださいね!