ある日突然、地味な私への対応をVIP待遇に変えさせた玄德公の力☆彡

私は中学一年の時にイジメを受けていましたが、人間嫌いになったり、不信になったりしなかったのは、三国志の英雄たちのおかげ!

一体彼らのどんな生き方が、人間嫌い・不信になるには十分すぎる環境にいた私を啓発してくれたのか?

お伝えする、その前に!!!

目的はあくまでも人間力を高めることであり、歴史的な面からの虚実云々を議論をすることではありません。

また、当ブログでは正史だけではなく、英雄たちの魅力溢れる三国演義や各地に伝わる民話伝説からも学んでいきます!

予め宜しくお願いします。

目次

全ての始まりはここから!!!

『三国演義』は張飛殿(黒服)玄德殿(真ん中)関羽殿(緑の服)の三人が義兄弟の誓いをする桃園結義から始まります

※三人の紹介は後日ゆっくりと

「生まれた時は違っても、死ぬ時は同じ!」

そして私の友情観の基盤も、この桃園結義から始まったと言っても過言ではありません。

とくに三人の中で長兄となった(劉備)玄德殿。
後に三国志の三国の一国、「蜀(しょく)」の初代皇帝となる人です。

でも、この時は今の北京近郊にある小さな村で、母上と二人暮らし。
草鞋を編んで何とか生計を立てていました。

そんな玄德殿が、どうやって皇帝にまでなったのかは、追々人間力の高め方と共にお伝えしていきますが、彼の最大の武器は人徳でした。

名誉や地位よりも、相手を信じること、労ること、気持ちを大事にしていた玄德殿。

自分だけ助かれば、美味しい思いが出来れば、他の人はどうなってもいい!!と思ってしまうような人が権力を握っていた時代。

お金さえ払えば官位を買えた時代。

弱い方が悪い!弱肉強食な時代。

異を唱えたくても、そんなことしてもどうにもならないから、長いものに巻かれて安全を確保する時代。

それは、イジメを見ても見ぬふり。

いじめられる方が悪い。

一緒にイジメに加わった方が安全。

っていう私を取り巻く環境にどこか似ていました。

そんな環境下にいたら「それが普通」って思い込まされるので、抗うことも、生きる勇気も失ってしまいます。

が!!!玄德殿たちは違ったんです!!!

彼らだけは違ったんです!!!

それが普通な世の中、可笑しいでしょ!?

何で誰も国民のために立ち上がらないんだ?

弱い人たちを誰が守るんだ!?

こうなったら自分たちが、天下万民のために立ち上がろう!!!

って意気投合し、運命をも共にすることにしたのが桃園結義。

当初、私は後世の人間として彼らを応援していましたが、知らず知らずのうちに、彼らの世界に巻き込まれ、喜怒哀楽を共にするようになっていました。

 

彼らとは生きている時代も国も違うけど、共感出来ることが沢山ありました。

そのうち、心も言葉も通じないクラスメートや担任だけが全ての人間を代表しているわけじゃない!

この中から友達を無理に探さなくてもいい!

分かり合えなくてもいい!

本当の友達と呼べる人にはこれから先、出会える!

何よりも今は、クラスメートなんかよりも、玄德殿たちと絆を深めたい!!!!!

 

って真剣に決意した私は、三国志道を極めることに生きる希望を見出しました♪

 

しかぁし!あることが切っ掛けで、私と三国志英雄たちとの仲が全校生徒に暴露されてしまうのです!!!

全校生徒の前で暴露された三国志愛!?

永かった生き地獄の1年目が終わる頃、父の仕事の都合で山形市から米沢市へと転校することになりました。

それまでも何度となく転校しており、その都度、友達や住み慣れた街と別れることにショックを感じていましたが、この時ばかりは

「勝った!!!!!」\(^o^)/

サバイバルゲームで最後まで生き残ったような、意地悪な神様の支配から解放されたような、そんな気がしていました。

こうして山形市から同じ山形県内にある米沢市へ転校。

私を知っている人は誰もいない!

ゼロから始められる!!!

心静かに穏やかに田舎暮らしが出来る←本当に中学生?(^_^;

 

そんな淡い期待を胸に米沢の中学校へ行ったらー

忘れていました!

 

転校生は何もしなくても、無駄に目立つのが世間一般の常識だったのです!!!(;゚ロ゚)

 

引っ越し先では町内会も「隣組」と呼ばれていて、地元団結意識半端ない!!!

そんなところに山形市から引っ越してきました〜、でも気にしないでくださいって言っても無理!!
何をしても好奇の目にさらされます。
イジメはなかったけど、一々面倒なくらい注目され、からかわれるのです。

忍法隠れ蓑術を取得したいと、願わない日はありませんでした。

それくらい、無駄に目立っていたので、イジメはないけど、決して楽しくはない中学ライフin米沢でした。

 

そんなこんなで中学三年になったある日。

校長の勅令!?

校長が朝会で

「座右の銘がある人生はいいものです」

ということで!

座右の銘を考える勅令が出されました。

座右の銘を直接、校長に提出し、それを校長が色紙に毛筆で書いてくれる特典付き!(*´∀`*)

他の人は「笑顔」「全身全霊」「日進月歩」などなど、国語の教科書をみながら書いていましたが

「どうせ書いてもらうなら」
この時、私が書いた座右の銘はー

勿以悪小而為之,勿以善小而不為

三国志の蜀の皇帝になった玄德殿のお言葉、というか遺言。

意味は

どんなに小さな事でも、悪いことをしてはいけない。

どんなに小さな事でも、善いことを蔑ろにしてはいけない。

 

これ、現代の日常生活でもそのまま実践出来る言葉ですよね。

一見、悪いことはしない、善いことをするってとても簡単な言葉のように思えます。

でも年と経験を重ねて、色んな思惑とか、知恵がついてくると簡単なことほど難しくなるもの。

たとえば、、、

「どんなに小さな事でも」

自分が悪い、或いは善いと思ったことを、うやむやにしていないか?

↑ポイ捨てされたゴミ↑

「ま、これくらい、いいよね?」

って善悪よりも楽な方を選んでいないか?

↑安楽公↑

「仕方がないよね」

って善悪を区別することよりも、目を瞑ることを選んでいないか?

そんなんじゃ、人はついてこないぞ!

 

と玄德殿は人間力を高める基本を伝えてくれています。

人としての基本とも言える玄德殿の言葉を、私は座右の銘として校長に提出しました。

校長「三国志を勉強しているのですか?」

私「好きなだけです」

というアッサリした会話だけして、、、。

そして、その翌週の全校朝会で事件は起きました。

 

「皆さんに座右の銘を書いてもらいましたが、私が心から感動し、学ばされた言葉があります」

校長はそう言いながら、琴線に響いた生徒の座右の銘をデカデカと書いて、全校生徒の前で発表しましたがー

━絶━━(゚∀゚)━句━━!!!

こここここここ、校長〜〜〜〜〜〜〜〜

それ、私の座右の銘ではござらんかぁああ!!!!

なんと言うことでしょう!

校長は私の座右の銘だけではなく、

私の名前やクラス、三国志が好きだという個人情報まで全校生徒の前で暴露しちゃったのです!!!!

ボディーカードは三国志英雄

嗚呼、オワタ!!!

↑イメージです。私ではありません!爆  笑

ただでさえ目立ちたくないのに、この仕打ち!!!

あ〜、なんで座右の銘をあんなに素晴らしい言葉にしてしまったんだろう。

もっとどこにでもある無難なものにすれば良かった、、、。

っていうか、事前に連絡くらい欲しい!

そしたら、絶対に全力で断っていたのに!!!

校長の突然の仕打ちに、体中の力が抜けた私は平然を装って教室まで戻るのがやっと。

その道中、

「かっこつけて生意気だ」

「何目立ってんだ?」

って言われるであろうことを想像し、何か遭ったら校長に責任をとってもらわないと!って思っていたらー

あ〜、いじめられる、、、、、。

魂が半分抜けながら全校朝会を終えて教室へ戻ると、そこで私を待っていたのはー

 

何かよく分からないけど、凄いね!!!

何かよく分からないけど、凄い人!と認識され、怖いくらいの笑顔で迎えられました。

 

これは、、、(;・`ω・´)罠?

クラスメートがやたら「凄いね」と持ち上げるのです。

「やっぱり転校生は違うね」と。

転校して1年以上経つんだけど(^_^;

 

そればかりか!!!

教師までも「凄いな〜」と寄ってくるのです。

これが山形市の学校だったら、私が予測したような事態になっていたかも知れません。

が、不幸中の幸いと言って良いのか。

当時、山形市では

三度の飯より三国志ブーム

が書店を賑わせていましたが、米沢までは届いていなかったようで三国志を知る人ぞなし。

「校長が言うくらいだから何か凄いらしいよね」って思われて以来、ひねくれた反応をぶつけてくる人も、三国志を悪く言ってくる人もいませんでした。

 

そして、この日を境に私は自分の存在に自信を持てるようになり、私をからかうクラスメートは突如、絶滅しました。

今までと明らかに違う反応、、、。

 

喩えるなら、水戸黄門が身分を明かした後に、

「ご隠居様、今までの数々のご無礼、お許しを〜」

って態度を変えて旅立ちを見送るエンディングみたいな感じ。

 

「今までと同じ態度をしてはいけない」と思ったらしく

 

●フルネームの呼び捨てから「名前+さん」になる

●ど〜でも良いことでも話しかけてくる

●成績上位陣に目をつけられる

●からかっていた人たちが普通に接してくるようになる

●嫌がらせ系の言動が一切なくなる

●何だか、、、色々と気を遣われるようになる

 

思い出せる範囲だけでも、これくらい変わりました。

その日だけ、ではなく卒業するまで。

 

一体何なの?っても思うし、

校長の権力すか?っても思うけど

三国志の英雄たちが守ってくれている!!っていうのが一番大きかったです。

 

目には見えないけど、まるで三国志の英雄たちが私のボディーカードとして守ってくれているような、そんな確信を持つようになりました。

もし、無難な言葉を選んでいたら?

もし、校長に事前に打診されていたら?

絶対にあり得ない奇跡でした。

常識では起こるとは考えられないような、不思議な出来事。

特に、神などが示す思いがけない力の働きを奇跡、と呼ぶらしいので、まさに奇跡☆彡

三国志の英雄の神対応は本物

私に意地悪をしていた神とは比べものにならないくらい、優しく強く、目に見える奇跡を起こしてくれる神です!

が!この奇跡さえまだまだ序の口!

時空を越えた奇跡はここからやっと、本腰を入れて始まっていくのです!