三国志の一歩手前!!! そもそも、三国志とは何ぞや?

三国志に学んだ人間力の高め方を伝えている
玄子(げんし)です。
三国志に学ぶ人間力の高め方、を伝えるに当たり
目次
そもそも、三国志って何ぞや?
って方にも楽しんで欲しいので、急遽開講〜!!
ブログで学ぶ三国志講座!
今回は、
質問
答え
という形式でお伝えしていきます。
〜三国志の基本〜
三国志ってそもそも、どこの国の話?
三国志は、中国の歴史物語です!
これ、すっごく大切です!
日本でもゲームや関連書籍が沢山あって、大人気の三国志ですが、中国大陸が舞台となっているのです!
これで、三国志への理解が一つ深まりましたね♪では、早速、次です!
三国志って今からどれくらい前の話?
中国は悠久な歴史を擁する国ですが、三国志はそんな中国の歴史の中で、いったい、いつ頃の話なのでしょう?
まぁ、焦らずに!せっかくなので先ずは、中国の歴代王朝をざっくり、大まかに流れとして見てください。
紀元前21世紀 彩陶文化 竜山文化
〜紀元前16世紀頃 夏
〜紀元前11世紀頃 殷(いん)
※商とも言われます。
〜紀元前770年 周
(〜453年 春秋時代
〜221年 戦国時代)
〜紀元前202年 秦
*ここから先は紀元後*
〜8年 前漢
〜25年 新
〜220年 後漢
↑↓ここが三国志の時代
〜265年 三国
〜316年 晋
〜420年 五胡十六国
〜581年 南北朝
〜618年 隋
〜907年 唐
〜960年 五代/十国
〜1125年 北宋
〜1279年 南宋/金
〜1368年 元
〜1644年 明
〜1912年 清
〜現代に至る
お疲れ様でした〜!
流石は中国、歴史が長いですね。
以上が中国の、今日までの歴代王朝の流れですが
三国志は今から1800年くらい前の出来事なのです!
後漢末期から、三国鼎立(ていりつ)を経て、晋が建国されるまでの約100年だけ!
悠久な中国大陸の歴史の中では、100年なんて、吹けば飛んでしまうような、ほんの僅かな時間です。
が!!!
1800年後の今日でも愛され続けている三国志の英雄たち。
当ブログではそんな彼らの生き方に、人間力の高め方を学んでいきます!
(._.)φちなみに!!!
日本では三国志直前の漢の時代を、前漢・後漢と呼びますが中国では、前漢の首都・長安(今の西安)は位置的に西側、
後漢の首都・洛陽の位置は東側にあったことから前漢を西漢、後漢を東漢と呼んでいます。
どっちが正しい?ではなく、どちらも同じです。
三国とは!?
三国志の三国って?
魏(ぎ)、呉(ご)、蜀(しょく)の三国です。
場所的には大雑把に分けると
北:魏(現在の主要都市:北京)
南:呉(上海)
西:蜀(成都)
ざっとこんな感じです。(本当に大雑把すぎますが^^;)
この三国は、基本中の基本中の基本なので、覚えてくださいね!
テストに出します
ちなみに三国志の志は(文章による)記録って意味だと言われています。
が!英雄たちの生き方に触れると、志は「こころざし」と思わずにはいられなくなっちゃいます♪
後漢末期の中国で何が起こり、どのように物語が展開されて三国が鼎立(ていりつ)し、三国時代となっていくのか。
また、どうして魏、呉、蜀の三国ではなく、晋によって天下は統一されたのか?
そんな乱世を生き抜いた英雄たちの人生を書き残したのが
三国志と、三国演義
だったのです。
三国志と三国(志)演義の違いは?
三国志と、三国(志)演義。
何がどう違うんですか?
『三国志』は歴史書。『三国演義』は歴史小説。
『三国志』は晋の歴史学者である陳寿(ちんじゅ)っていう人が、魏を中心に書いたものです。
その後、宋の時代(420〜479年)に裴松之(はいしょうし)という歴史学者が注釈をつけました。
※裴松之の注釈は、言葉の意味の説明ではなく、陳寿が見られなかった事柄や、事件の資料を書き加えたものです。
また、『三国志』が来日したのは平安時代と言われており、既に当時の貴族の間で読まれていたそうです。
以上が、『三国志』。
『三国(志)演義』は明代の始めに文豪の羅貫中(らかんちゅう)が『三国志』を基本に、各地に伝わる伝説や民話を取り入れ、長編歴史小説として蜀を中心として描いたものです。
※日本では三国志演義、中国では三国演義と呼ばれることが多いです。
『三国(志)演義』は江戸時代の始めに日本に伝えられ、元禄年間(1688〜1704年)には、日本語に訳されて出版されていたようです。
『三国演義』は中国四大名著!
今や世界中で翻訳され、親しまれている『三国(志)演義』は中国の四大名著として称えられています。
『三国(志)演義』を筆頭に、
『水滸伝(すいこでん)』
『西遊記』
『紅楼梦(こうろうむ)』
が中国の四大名著です。
日本で言う「三国志」はどっち?
日本では陳寿の『三国志』と羅貫中の『三国(志)演義』を区別するなく、三国志と呼ぶことが多いです。
ちなみに中国では『三国志』と『三国演義』を割り切っているので
「三国志が好き!」っていうと、史書が好きな固いイメージを与えます。
「三国演義が好き!」っていうと、文学が好き、と思われ、他の四大名著も紹介されます(^_^;
そうではなく、日本のように、三国志と三国演義どちらもあり!書物として、ではなく英雄たちが好き!って時は
「三国が好き!」って言い方をすると、話が広がりやすいです!
当ブログでは区別する必要性がある場合を除いて、日本国内で普及しているのと同じく【三国志】と表記します。
因みに私は、、、三国志以外、歴史は全然わかりません!
遣隋使と遣唐使、どっちが先でしょう?って言われても山勘で当てに行くだけ。
半分の確率で当たります♪
春秋戦国時代って、全部で何カ国あった?なんて、知りません!興味があればご自分でどうぞ!
明の時代って、日本の何時代?って言われても知りません!
日本史も疎く、あまり興味もないので、大河ドラマも見ません!
世界史はもっとヤバいです。
義務教育レベルも自信なし!!!
全然、頭に入らず(^_^;残っていません!!!
ってくらい、歴史はダメです!
そんな私が、唯一、なぜかハマってしまった三国志!!
歴史が好きじゃなくても、
歴史ドラマを見るのが疲れてしまう人でも
年号とか覚えてどうすんの?
そんなの、ど〜でも良くない?って人でも
熱烈歓迎o(〃^▽^〃)o
このブログでは、歴史上の人物として、ではなく同じ一人の人間として、三国志の英雄たちに学んだ人間力の高め方を伝えていきます!
以上、三国志の一歩手前!!!三国志とは何ぞや?講座でした〜!