【無用の用】が育てる!心と器の余裕
玄子(げんし)です。
今日から8月。
暑さもまだまだこれから、、、ご自愛くださいませ〜。
っていう、この部分↑本文に入る前の挨拶のようなものですが、
これって、なくても一向に構わないものです。
これだけじゃなくても、日々の挨拶とか、
ちょっと前に話題になった、新幹線で座席を倒す時の「倒しても良いですか?」って一言とか、
時間の無駄、非効率、意味がないって思う人もいますが
私は荘子のこの意見に賛成!
荘子曰く
人皆知有用之用 而莫知無用之用也
早い話が、みんな有用性ばかり追求してしまいがちだけど
無用の用ってもんも、この世にあるんですよって事です。
今の時期だとそれこそ、「暑いですね〜」って挨拶。
暑いからって、どうする、こうするってもんじゃないのに
ただ、暑いですね、そうですねってだけの話なのに
「この程度で暑いと感じるなんて修行が足りない」とか
「仕事経験が足りないからだ」とか
「ワシが若い頃はエアコンなんてなかった〜」とか
「もっと大変な現場もある」って返して来る人、いませんか?
或いはそういう受け答えを一度されると
この人は、この類いの「無用の用」な話、
苦手なんだなって認識するので次回からは
その人には話を振らないようにしても
どこからともなく割り込んできて態々
興醒めな水を差してくる人、いませんか?
そういう話じゃないんすけど(^_^;
その人の一言で、気温以外全て冷えまくり疲れます。
中国では通りすがりの知人(知らない人ってこともあり)に
「ご飯食べた?」って挨拶で聞きます。
べつに何を食べた?とか、まだ食べていないならどう?とか返事は期待していません。
そんなこと言われたら却って困るかも(^_^;
この状況ではただ単に、「元気?」みたいなもんです。
なので、聞かれた側もご飯を食べたかどうか、って自分のことではなく
「これから買い物なの?」「今帰って来たの?」って相手の状況を聞くことが多いです。
そこから世間話に突入することは、まぁ、ありません。
あくまでも「元気?」「うん。暑いね」「じゃあ、またね〜」みたいなもの。
で、それを時間の無駄って思う人は、話しかけられなくなるので
人間関係を大事にする中国では、不利になるかも。
なので、電話でもメールでも、
時候の挨拶や近況伺い的な雑談もなくイキナリ本題から入ってくる人って
私は苦手〜〜〜。
父方の祖母が実にそんな感じだったので、けっこう、振り回され
不快な想いしかしなかったので
兄が「まずはおはようございます、と挨拶をする!
次に今電話しても構わないか、相手の都合を確認する!」って
何度となく祖母に教育的指導をしていました。
が!結果は、三つ子の魂百まで。でした。
なのでこういうことって、自分で意識して直すしかないんですよね。
悪いと思わないと直さないし。
で。直さずにいると、どうなるかっていうと
心に余裕のある人かどうか、
器の大きさが周りに伝わるってだけのことなので
そのへんは、本人がどう捉えるかですよね。
挨拶ひとつ、声かけ一つだけで心の軽さや明るさって変わる
無用の用、大事にして生きたいですね!
私はそうは思わない、無用なことはヤダ!って方は
私と関わるのは時間の無駄!なので
永遠にさよ〜なら〜〜(^_^)/~88
目には見えない無用の用を大事にして生きたいよねって方は
引き続き宜しくお願いします(o^^o)