孔明先生の名前を中国語で読んでみよう!
諸葛孔明先生の私淑弟子・玄子(げんし)です。
今日は孔明先生の名前の魅力をお伝えします。
目次
姓は諸葛
分からない方はちゃんと勉強してくださいね〜。
です。
諸葛に込められた漢字の感じとは?
諸:堵(塀、垣根)の中に埋めた
呪符(災厄を防ぐ護符)を書といい、
そこに書かれている辞(ことば)を諸といいました。
葛:古くは祭祀の服に葛の茎の繊維を使っていたので
「葛」の漢字に一種の神聖感が与えられ祝頌(しゅくふく)の
発想を誘うよう用いられていました。
とのことですが書とか、神聖感とか
現代でも知恵の神様として崇められている
孔明先生を現しているなぁと感じました。
続いては「名」です。
名は亮
亮:Liang
漢字の感じ:元は儀礼に関する字で、
神明に告げるという意味があるそうです。
意味は明るい、とかはっきりしているってのが代表です。
また、亮という名であれば、
字には同じ意味をもつ「明」を付ける、
とも言われていたように
孔明先生の字にはしっかりと
「明」が使われています。
で!ここまでは漢字の成り立ちと、
中日辞典の提供でお伝えしましたが、
ここから提供する古代漢語は熱かった!!!
孔明先生の名前が熱い!
「亮」の古代漢語には
輔ける、忠貞、高潔って意味があったのです!
二代にわたって忠義を尽くして補佐をした
高尚な人格者・忠武侯孔明先生そのものではござらんかぁあああ!!
古代漢語の熱さをどこまで極められるのか?
続いて字です!
字(あざな)は孔明
孔:Kong
程度が甚だしい、の
「はなはだ」或いは
穴の意味として使われていました。
明:Ming
日は太陽ではなく、窓を現します。
夜に窓から月光が入り込むと、
そこは神を迎えて祀るところである、
とされていたことから、
神を神明ともいうようになり、
明は神聖感を持つ語とされています。
ー祠事、孔(はなはだ)明らかなり
孔明先生が生まれるよりも
ずっと前の時代に書かれた『詩経』にある一文。
もしかしたら、字をつけるときに
一役買ったのかもしれません。
字に込められた意味は人生の予言?
さてさて。ここでも字に込められた意味を古代漢語から紐解いてみます。
孔には深遠って意味もありました。
宇宙や大空の深くて遠い、奥深さや
文化、意義、意味、影響が深くて大きいって形容する時に使われます。
不羈の才(ふきのさい:才智が並外れていて
常軌では計り知れない、
誰にも束縛されない非凡な才能)を持ち、
後世や諸外国に多大な影響を与えた
孔明先生そのもの!!!
明は、先述した明るさや神明って意味以外に
明智、賢明って意味も備えています。
玄徳公が「明智があって忠義心に篤い君に任せたい」と
孔明先生に後事を託したことからも、
孔明先生の字は、
孔明先生の人徳、才徳が反映されているのがわかります。
さて!孔明先生の名前を
全部お伝えしたから終わり、ではないのです!!
諸葛亮孔明、ここまで中国語で読めても、
孔明先生に直接会った時に
呼び捨てしたら
打首になるかもしれません。
ってくらい、とっても失礼無礼この上なし!
ってことで。
丞相の中国語読みは?
丞cheng
相xiang
chengxiangと読みます。
そしてふと気づいてください!
当サイトのアドレスは
Zhugechengxiangドットcom
だったのです。(ドットをそのまま打つとサイトのトップページが勝手にリンクされるのでカタカナ表記にしました)
実はこれ日本語訳
諸葛丞相.com
ってことだったのです。タイトルそのまま!!!
ということで。
諸葛丞相.comをよろしくお願いします!
最後に、一気にまとめ読み!
これで、バッチリですね!