「訊く」大前提は謙虚さ!
諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。
孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。
前回の文霊 去細碎 の続きからです。
今日の文霊*誡外生書10
廣諮問
広く諮問せよ!
今日の心譯
諮問:目下の者や、有識者に意見を求めること。
ネットでは「目下の者」って箇所はカットされていましたが、昔の辞書には「目下の者」も入っていました。
諮問のイメージは、玄徳公が立場や年齢が自分よりも目下であったにも関わらず孔明先生に三顧の礼を尽くしたあの場面!
三国志が好きなら積極的に採り入れて学んでおきたいところです!
最新の辞書での意味だけを唯一絶対と鵜呑みにするのではなく
何らかの縁があって好きになった三国志。
自分なりに「いいな!」って思った意味と、三国志の英雄に学んだことをイメージ化すると
すんなりと孔明先生の文霊が理解できます。
専門家や有識者が自分より年下であろうとも、広く意見を求める→三顧の礼
ってことは、大前提として謙虚さが必要です。
謙虚さがあってこその、諮問。
謙虚さが大前提であるからこそ臣下や領民の声に耳を傾けられたのです。
と言うことで今日の心譯はこんな感じ!
解らないことはそのままにせず
相手が目下の人でも謙虚に教えを乞うようにしよう。
早い話が・・・
三顧の礼を尽くした玄徳公になれ!!!
三国志が好きならこの心譯で十分ですねd(^_^o)
心譯*玄子(げんし)