ウジウジしているほど、人生長くはないのです!

諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。

孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

前回の文霊 忍屈伸 の続きからです。

今日の文霊*誡外生書9

去細碎

 

今日の心譯

細:重要ではない、些細な過失
碎:くどくどしいこと

人生はあっという間です。

学校に行っていたときの授業はあんなに長かったのに
最近の時間の流れの速さと言ったら、気づけばもうって思う今日この頃。

自分の意思で行動できる時間となるとさらに限られてきます。

そんな貴重な人生の時間を、ウジウジ過ごしてどうする!?というのが今日の大意。
いつ、何時、何が起きるか分からない人生。

三国志の英雄たちは常に命懸けでした。
明日どころか、1時間、一刻後に生きているかどうかさえ解らない時代。

それでも後悔のないよう生きるには
自分にとって重要ではないことに執着している場合ではないのです。

誡外生書の前半で「考えてもどうにもならない不安や悩みを棄てろ」とありましたがそれだけ、無駄なエネルギーを浪費しないことって時間を大事にすることに繋がるのです。

人間なので誰でも失敗はします。失敗しない人はいません。
失敗したらそこから「じゃあ、次はどうするか?」考えて同じ失敗をしないようにすることで失敗は成功の元になります。

重要ではないことをいつまでも執着していたら、それだけで一杯いっぱいになってしまい
次に進めなくなってしまいます。

なので今日の心譯はこちら

些細な過失や、細々とした煩わしいことに執着しない!

ということはつまり

人生、前向きに大きく生きよ!

ってことなのです。

心譯*玄子(げんし)

 

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