順調な時こそ、耐え時!?

諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。

孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

前回の文霊 惻然有所感 の続きからです。

今日の文霊*誡外生書8

忍屈伸

 

今日の心譯

 

人生の挫折や嫌なこと、失敗といった「屈」するような時でも
自暴自棄にならず、ふて腐らず、諦めないのはもちろんのこと
順調で上手くいっている時の「伸」の時にも耐え忍べ!

との文霊ですが、順調に上手くいっている時期に耐え忍べというのが
ポイントです。

上手くいかない時に逆境に耐えなさいというのはよく聞きますが
順調な時に耐えなさいとは?

盛者必衰の理は、絶頂期にある「伸」の時に耐え忍べなかった結果、衰えてしまうのです。

権力や大金を手にすると人は変わると言われます。
どちらも手にしたことがないので自分ごととしては分かりませんが、
著名人でも調子に乗って自滅してしまう人っていますよね。

下積み時代はあんなに頑張って「屈」に耐え忍んだのに
ブレークしたのも束の間
「あの人って今は何してるの?」
「そういえば、そういう人もいたよね」
って過去の人になってしまう人っていますよね。

成功したことへの妬みやひがみに耐える力。
成功しても傲慢にならず謙虚に自制する心。

上手くいかないからといって自暴自棄になって諦めたくなる屈み時。
屈という漢字には強いという意味もあります。
誰が何と言おうと本当にやり続けたいなら、やり続けることで屈んだ経験は自分を強くしてくれます。

また伸びるには、疲れて打ちのめされてぐったりするという意味も。
上手くいっている時に調子に乗って周りを見下すことなく謙虚に接しながらも
疲れたら限界破裂する前に、しっかりと心身を休めてくださいね。

出師表が書かれた時期の蜀漢同様、皇帝になったからといってそれがゴールではないのです。
夢や目標が実現したからといってそれがゴールではないのです。
だからこそ、志は高尚で遠大であることが大事だと言えるのかも知れません。

どんな状況下でも心を込めた言動を心がけながら
人生幹となっている志を大事に育てて生きたいですね!