私淑のポイントは「敬慕」

諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。

孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

前回から 誡外生書 に学んでいます。

今日は 夫志當存高遠 の続きからです。

今日の文霊(あやだま)

 

慕先賢

先賢を慕って学べ!

慕う:人の徳や学問、技量を敬い、これに倣おうとする。

 

今日の心譯

心譯は 私淑(ししゅく)せよ!!

私が孔明先生の文霊を想作しているこの状態こそ、まさに私淑!

私の人生の主題のようなもの。

歴史上の人物に学べ、ではなく「慕って」学べ!

ここがとっても大事です。

名言集を読んでも、その瞬間は「へ〜 」とか「ほ〜」とか思っても
ページをめくるともう、記憶に残っていない、、、では意味はありません。

私淑するときのポイント

 

*自分が敬っている歴史上の人物
(例:孔明先生、玄徳殿、曹操閣下を始めとする三国志の英雄たちの中で敬意を抱いている人物)

*読んで終わり、ではなくその言葉を自分のよく使う日常レベルの言葉に置き換える
(例:慕先賢→私淑)

*自分だったらどんな場合にその言葉を使うか?想像してみる。
或いは、いいなと思ったらその日のうちに(忘れないうちに)実行してみる。
(例:慕先賢→私淑→孔明先生の文霊を想作してみる、文霊に学んだことを実践する)

 

私淑する相手が世間的には有名だけど、自分はあまり知らない、敬っていない、どんな人生を送った人なのか分からない状態だと、
表面上の言葉だけ覚えても、特別感がないので学校の授業レベル(とりあえず学んだけど覚えていない)になってしまいます。

そうならないためにも!

理解している、敬慕している先賢に私淑してくだされ〜!

心譯:玄子(げんし)

前の記事

志よりも前に抱くべきもの