孔明先生に学ぶ「喜怒」の扱い方
諸葛孔明先生に私淑している三国志作家の玄子(げんし)です。
私は毎日、孔明先生の著書に学んでいます。
今は『便宜十六策』という兵法書に学んでいるのですが、これもまた深い!!!
ハッと気付かされたり、反省させられたりすることが多々あります。
例えば、ついカッとなってしまって後になってから考えると、カッとするほどのことでもなかった、
或いは、機嫌が良くて流されたけど、よくよく考えたら、流すべきじゃなかった!とか。
そんなこと、ありませんか?
孔明先生の文霊(あやだま)
文霊(あやだま)とは、時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。
孔明先生の文霊と向き合いながら、自分に活用するには?って想作することで孔明先生に私淑しています。
今日の文霊(あやだま)*喜怒の扱い方
喜怒の感情を盲目的に発してはならない。
いっときの感情や気分に駆られて物事を処理、対応してしまっては自滅してしまう。
そうなると、それまで培った信頼や実績、功績、業績さえも廃れてしまう。
では、そうならないためにはどうすればいいのか?
それは個人的な怒りやストレス、不満といった私情を公の場で発散させないことだ。
憤りを覚えたからといって軽はずみに怒りやストレスを爆発させず、
嬉しいことがあったからといって羽目を外してまで喜ばない。
短気は損気。
相手よりも先に感情的になって怒りを露わにしてしまえば必ず後悔することになってしまう。
感情をすぐに爆発させず、グッと堪える忍耐力、冷静に考える平常心を養おう
『便宜十六策』より