台中の関帝廟に大陸を想う

三国志作家の玄子(げんし)です。

台中の関帝廟、外観からして既に迫力満点

せっかくなので、中に入ってみました。入場料はありません。

とりあえず、関羽様!!!

台中の関帝廟へ行く機会は、もうないような気がしたので(^◇^;)
現地の人を見よう見まねで、お供え物を購入し、お香をあげてきました。

日本でいう、本尊に座する関羽様

お供え物は2種類。値段によってあげられるお香の数も違ってきます。
私はお香3本コースにしました。

お供え物を供えて、一度、外に出てお香をあげ、再び戻って本尊の関羽様にお香と祈りを捧げます。

「関羽様!!!」

とりあえず、関羽様です!ご対面です!

祈りとお香を捧げて残るはあと1本。

でも、どこに行けばいいのか分からなかったので「残りの一本は?」と聞くと台湾の人にしては珍しく無愛想な係員が

「後ろよ!後ろ!!!」面倒くさそうに答えました。

言われた通り、後方へ向かいましたが、、、お香をあげられる場所なんてありません!

後ろまで行くと、出口しかない!!!

これ、後ろってよりも・・・

私の前にいた人も残り1本のお香を手にウロウロ。

数人、ウロウロしていましたが、台中の人ではなかったのか誰も正解の場所に辿り着けず、最後の一本を手に一周すると、お香をあげる場所がなかったので、とりあえず、再びご本尊の関羽様に捧げていました。

「・・・なんか、違うよね?」とみんな首を傾げていました(^◇^;)

仕方がないので私もご本尊に2本目のお香を供えました。

「変なの」と思いながら。

お香をあげて身軽になったので廟内を散策。

嗚呼!!!関羽様!!!

むしろこの関羽様にお香をあげたいくらいです。

そして、さらに散策していると、、、階段があり登れるようだったので二階へ。

すると、、、お香をあげてください!と言わんばかりに月下老人を始めとする方々が待っていたのです!

2〜6階までジャンルごとに祀られている方も異なるので祈りの目的に合わせてどうぞってことらしいです。が

これって、後ろじゃなくて

「後方にある階段を登ってください」っていうのが正解なんじゃ?

関羽様の後方にも仏像や岳飛さんの像があったけどお香はあげられず、係員が暇そうに本を読んでいるだけでした。

そんな暇なら案内しろや!!!って話です。

やっぱり廟内は道士さんとか、お坊さんとか日々その道に生きて修行をしている方にいてほしい。

じゃないと、あまりにも無責任すぎて参拝方法さえままならない!!

台中の関帝廟、個人的にはもう二度と行くことはありません。

台中へ行ったとしても、関帝廟はもう結構です。

もう二度と行きたくない三国志英雄関連の場所って初めてでした。

やっぱり、三国志は大陸。何があろうと本場は違う。

こういう、質素な中にも溢れ出す神々しさは現地ならでは。

地元の人に愛されているからこそ!なんですよね!

台中の関帝廟へ行ったら、大陸の三国志跡を放浪したくなってしまいました(^◇^;)

 

 

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