三国志作家の玄子（げんし）です。

私は三国志の英雄たちに学んだことを実生活で活用するライフスタイルを提唱していますが、その理由はこれ！

こんな人間になりたくないから！！！

以小人之心，度君子之腹

小人の心で君子の腹を推し測る。
さもしい考えで人の心を邪推する。

って意味の中国語の諺です。

三国志英雄への想いや、感じ方って人それぞれ。
三国志と出会った状況や、切っ掛けによっても大きく変わります。

たとえ、同じ英雄が好きだったとしても、です。

誰が正しいとか、どの議論、どんな英雄像が絶対に正解ってことはなくて、人それぞれです。

普通に生活していても、そうですよね？

同じ人なのに、評価が全く違ったり、好きな人もいれば嫌いな人もいる。
どっちが正しい、とか、どんな評価が信頼できるか？じゃないですよね。

有名人だけではなく、家族や友達に対しても。

どんな人でも、心の中を全て吐露することも、受け止めることも、理解することも出来ません。
だからこそせめて、表面化、可視化された表面上の出来事だけに惑わされず、相手を思いやれるような器になりたいものですよね。

だから、三国志の英雄に対しても、正しいかどうかって判決を下す必要はないのです。

どう足掻いても、１８００年前の戦乱を生き抜いた彼らには、及ばない。それだけが事実。

三国志の英雄に学ぶには、知識よりも何よりも、まずはそこから！ここから！

私淑（ししゅく）のススメ

三国志を議論するのではなく、尊敬する彼らの生き方、人生、言動に謙虚に学んで自分自身に活かすことを私淑、と言います。

私が四半世紀以上、三国志を飽きることなく愛せるもの私淑しているから。

なので、三国志と人生を共にしたい方には、私淑をお勧めしています。

が！私淑は尊敬愛と謙虚さが必要です。

上から目線で揚げ足をとってやろう、とか、重箱の隅をつつくような議論を好む人は私淑には向いていません。

あくまでも、敬意を持って謙虚な姿勢で学ぶことが大事です。

謙虚さや謙遜が美徳って時代遅れなこと言っているから日本人は〜って思われる方も無理です。

たとえば、世界中で活躍しているYOSHIKIさんなんて、あんなに謙虚で礼儀正しいのに時代に遅れておらず、先端を切り開いて、海外の人にもリスペクトされています。

なんでYOSHIKIさん？って思われた方、私はXのhideちゃんが好きなのだ〜！

hideちゃんも、謙虚で優しい素敵な方なので、私淑しています。

世界に通じる人って、アーティストやスポーツ選手を見ていても、謙虚ですよね！

傲慢な日本人で私さえも知っているくらい世界中に愛されている人って知りません！

なので、謙虚って時代遅れ〜っていう時代遅れ直行便に乗せられないよう、気をつけてくださいね！

 

謙虚な人と、傲慢な人。

どちらの人と縁を深めたいですか？

私は謙虚な人が好き！

孔明先生やhideちゃんを始め、謙虚な人には学ぶことが尽きないので、謙虚な人とのご縁を大事にしているし、傲慢で不遜な人とは積極的に距離を置くようにしています。

たった一度きりの人生。

自分に合った縁を大事にして生きたいですね！