中国最初の映画・主役は三国志の英雄!

玄子(げんし)です。

夏休みの連休、映画を見に行かれる方もいるかと思いますが
日本で最初に撮影された映画は『祇園芸妓の手踊り』というものだったそうです。

1897年、明治30年だったこともあり
流石にYOUTUBEにはありませんでした(^0^;)

で!個人的に興味がそそられたのは
中国で最初に撮影された映画でした。

時は1905年、日本より少し後になりますが
辮髪を結っている清王朝に撮影されたもので

そのタイトルはー

目次

定軍山

三国志ファンなら「ぉお!」って解る定軍山。

中国最初の映画だから、定軍山を舞台にした当時の中国のお話かと思いきやー

やっぱり、中国の人は解ってらっしゃるぅうう!!!

定軍山と言えばこれよこれ!!!
貴重な画像がネットにあったので拝借しました。

京劇でこの格好と言えば?

そう!!!!!

三国志の黃忠殿ぉお!!!

定軍山の頂にあるこの場面です♪

黃忠殿が夏侯渊を斬ったあの、この、名場面↑

30分間の映画だったようですが
この名場面を映画化した『定軍山』が中国で最初に撮影されたのでした!

これもネットから拝借した再現画像ですが
撮影現場ってこんな感じだったんですね〜♪

この撮影現場さえ映画になりそうな一コマ、、、。

当然だけど、撮影している人が辮髪!!
京劇は今でも見られるから、見慣れているけど
辮髪で撮影している人って見る機会がないから
俳優さんよりも、撮影している人に目が行ってしまう(^_^)

映画『定軍山』が出来るまで

中国語ですが、定軍山の映画誕生秘話物語がありました!

↑色々ありながらも

↓なんとか映画を完成させますが

放映してみると、声が小さい!!!聞こえない!
観客からブーイングの嵐ってハプニングに襲われます。
個人的には、辮髪でもブーイングするのぉ!?って驚きましたが(^0^;)

そんな状況下での乗り切り方がまた、カッコいい!
後半部分だけでもご覧くだされ〜。

4分過ぎくらいから、中国語解らなくても、雰囲気が伝わるかと思います。

これが、中国最初の映画『定軍山』の誕生秘話。

それにしても、、、
最初の映画でご指名された黃忠殿、凄いですよね(^_^)b

三国志を楽しむ秘訣☆彡

京劇や映画を楽しむ前提として三国志を楽しみましょう!!!

京劇は三国演義の見所がテーマになることが多いです。

↑四川でみた、川劇。
この時は「桃園結義」「三兄弟呂布と戦う」というお話でした。

で。ここで三国演義は史実じゃない!って
批判体制、攻撃姿勢でいたらどうなるでしょう?って言えば

楽しめません!

純粋にその世界観を楽しみたいと思っている
周りの人にも迷惑です。
周りの人が楽しんでいる時は、
議論モードではなく、楽しむマナーモードに設定してください。(o^^o)

正しさよりも楽しさ!

仮に史実が正しくて、演義は間違いって考えしか持てずにいたら
三国志文化が今日まで語り継がれることはありませんでした。

大好きな三国志の英雄が活躍する!
今は会えない英雄たちと一緒に空間を楽しめるって素敵ですよね。

正しさではなく、楽しさを求める。

そうすることで、三国志を色んな方面から楽しめるようになります☆彡

虚実云々論に囚われず、
自分の大好きな三国志観を深めて
沢山学んで自分自身を成長させたり、
楽しい体験を三国志英雄たちとともにする、、、

そんな人生を歩いて生きませんか?

大好きな三国志の英雄と自分だけの人生、
大事に楽しんでくださいね!