水魚の在り方
![](https://zhugechengxiang.com/wp-content/uploads/2018/11/img_3347-680x907.jpg)
人生の師・諸葛孔明先生を
命と情熱を懸けて尊敬愛した結果
今日まで生きてしまった
21世紀の私淑弟子・玄子(げんし)です。
陳寿でも羅貫中でもなく
孔明先生ご自身の言動や
文霊(あやだま)に学んで
自分に活かしませんか?
今日の孔明先生の文霊(あやだま)
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて
読む人の心を
動かす力を持っている
文字には霊(魂、精神)が
宿っているという
概念から生まれた
玄子の造語です。
人それぞれの
土台となる
土台となる
「本(もと)」は
その人の生き方をも
その人の生き方をも
決定づける。
===
「本」という漢字は元々
「木の根元」を示すもので
あったことからも
国家、家庭だけではなく、
延いては
自分自身を治めるにしても
先ずは「本」となる幹を
樹立させることから
全ては始まります。
ちなみに、
大事必以人為本
(大事とは、人を以て「本」となす)
![](https://zhugechengxiang.com/wp-content/uploads/2019/12/img_5431-225x300.jpg)
この言葉は、
玄徳公が長扳坡の戦いで
絶体絶命の窮地に
追い込まれた時に、
追い込まれた時に、
足手まといになる
民衆を置いて
民衆を置いて
先に安全な場所へ行くようにと
進言された時に答えた
有名な一言。
有名な一言。
この言動は後日、
孔明先生が呉に乗り込んで
「舌戦群儒」を
繰り広げた際に、
繰り広げた際に、
援護射撃しています。
![](https://zhugechengxiang.com/wp-content/uploads/2018/11/img_3340-225x300.jpg)
「人を以て本とする」
玄徳公の
覚悟ある言葉に
心強さと、
命を懸けて
義を尽くすに値する
仁君であることを
再確認した孔明先生。
後年、北伐において
帰任させる兵士をも留め
敵との戦いに当たるべきだと
進言された時に
吾統武行師以大信為本
(出師に際して私は
誠意ある信義を「本」としている)
![](https://zhugechengxiang.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_0727-225x300.jpg)
自らの「本」を吐露。
帰任予定の兵士の家族は
首を長くして帰ってくる日を
指折り楽しみに待っているのに
そんな彼らを
ガッカリさせることは出来ない、と
兵士との約束を守るよう指示。
それを聞いて感動した兵士らは
敢えて止まり、
心と力を一つにして
魏の軍を撃退しました。
この二人の言葉からも、
水魚の交わりで知られる
君臣関係の「本」が
垣間見られるのではないでしょうか。
自分にとっての土台となる
「本」大事にして生きたいですね!