水魚の在り方
人生の師・諸葛孔明先生を
命と情熱を懸けて尊敬愛した結果
今日まで生きてしまった
21世紀の私淑弟子・玄子(げんし)です。
陳寿でも羅貫中でもなく
孔明先生ご自身の言動や
文霊(あやだま)に学んで
自分に活かしませんか?
今日の孔明先生の文霊(あやだま)
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて
読む人の心を
動かす力を持っている
文字には霊(魂、精神)が
宿っているという
概念から生まれた
玄子の造語です。
人それぞれの
土台となる
土台となる
「本(もと)」は
その人の生き方をも
その人の生き方をも
決定づける。
===
「本」という漢字は元々
「木の根元」を示すもので
あったことからも
国家、家庭だけではなく、
延いては
自分自身を治めるにしても
先ずは「本」となる幹を
樹立させることから
全ては始まります。
ちなみに、
大事必以人為本
(大事とは、人を以て「本」となす)
この言葉は、
玄徳公が長扳坡の戦いで
絶体絶命の窮地に
追い込まれた時に、
追い込まれた時に、
足手まといになる
民衆を置いて
民衆を置いて
先に安全な場所へ行くようにと
進言された時に答えた
有名な一言。
有名な一言。
この言動は後日、
孔明先生が呉に乗り込んで
「舌戦群儒」を
繰り広げた際に、
繰り広げた際に、
援護射撃しています。
「人を以て本とする」
玄徳公の
覚悟ある言葉に
心強さと、
命を懸けて
義を尽くすに値する
仁君であることを
再確認した孔明先生。
後年、北伐において
帰任させる兵士をも留め
敵との戦いに当たるべきだと
進言された時に
吾統武行師以大信為本
(出師に際して私は
誠意ある信義を「本」としている)
自らの「本」を吐露。
帰任予定の兵士の家族は
首を長くして帰ってくる日を
指折り楽しみに待っているのに
そんな彼らを
ガッカリさせることは出来ない、と
兵士との約束を守るよう指示。
それを聞いて感動した兵士らは
敢えて止まり、
心と力を一つにして
魏の軍を撃退しました。
この二人の言葉からも、
水魚の交わりで知られる
君臣関係の「本」が
垣間見られるのではないでしょうか。
自分にとっての土台となる
「本」大事にして生きたいですね!