草船借箭〜夜霧よ今夜も有難う〜

人生の師・諸葛孔明先生を尊敬愛しすぎて
今日まで生きている
諸葛孔明先生ファンクラブ日本代表
諸葛丞相.comの玄子(げんし)です。

今日も孔明先生に学ぶ成語な人生をお届けしまぁす!

今日はこちら

草船借箭

同盟を結ぶことになった
孫権軍と劉備軍。

よかったね!
これであとは力を合わせて
曹操軍と戦うだけ!

ではありませんでした。

呉の大黒柱的存在で
孫策殿への忠義を尽くすべく
孫権殿を全力で補佐している周瑜殿が

何かと色々、問題を吹っかけてくるのです。

ほとんど三國演義の創作やんけ〜って
声を荒げる人もいますが

それはそれとしてさ!

純粋に面白くないですか?(´∀`)
三国演義の赤壁の戦いにおける
孔明先生と周瑜殿の水面下での心理戦と
オロオロする魯粛殿。
そんな中で築かれる不思議な3人の友情。

曹操軍から矢を借りる
(戦時にきちんとお返ししているのであくまでも借りたのです( ̄∀ ̄)
というお話。

解説、必要でしょうか?

どうする?
このサイト来てくれる人は多分、必要ない?
やらない言い訳が先行したので・・・

あっさりと書きますわ〜。

登場人物の説明は却下します♪

3日で十万本の矢!?

周瑜殿に「先生〜、矢が圧倒的に不足しているので
10万本ほど、なんとかしてくれませぬか?」と

丁寧な言葉で無茶な打診をされた孔明先生。

「何日以内に必要ですか?」

孔明先生がシレッと返したので
「10日とか、どうでしょう?」
周瑜殿も1日1万本計算なのか知らないけど
シレッと要求すると・・・

「10日!?いつ曹操軍が攻めてくるか分からないのに
10日はちょっと悠長すぎやしませんか?」
驚きながら周瑜殿を挑発している(ようにしか思ない)孔明先生。

「な、、、ならば先生は何日必要ですか?」
10日でも意地悪だったかなと思った周瑜殿って
やっぱり基本、優しいですよね(o^^o)

「3日とか、どうでしょう?」

3日といえば、ラオウがレイに秘孔をついた命の期限。
それでも足りなくてトキに一日、延命してもらったのに
(北斗の拳が好きな方枠(笑)

孔明先生は、自ら10日の期限を
大幅に圧縮して
3日で十分だというではありませんか!

周瑜殿は大いに喜び
魯粛殿は大いに戸惑いました。

孔明先生はそんな魯粛殿に対して
「君のせいで公瑾(周瑜)殿に
3日で10万本とか無茶振りされて
命の保障もない状態になってしまったではないか」

と脅しにかかります。

*魯粛殿の責任とは?
蒋干が来て周瑜殿の机から偽の密書を奪い
蔡瑁を曹操に処分させたあの件。
孔明先生が気づいていたことを
周瑜殿に言ってはいけませんよ、と念を押したのに
魯粛殿が言っちゃうからさ〜
周瑜殿の機嫌損ねて無茶振りされたではないか!
って話です。

(人名を日本語の漢字にするのが面倒だったので
簡体字にしました^^;)

そこ漬け込まれたら、痛いですわ〜と
魯粛殿は孔明先生に頼まれたブツをご用意。

「こんなんでいいの?」

んで。約束の3日目。

夜霧よ今夜も有難う

孔明先生が魯粛殿に準備させた小舟で向かったのは

こともあろうに曹操陣営!!!!

夜霧に紛れていたので
どれだけの軍が来ているのか分からず
曹操軍からは雨の如く弓矢が!!

曹操陣営にいた元直殿は孔明先生の
謀を察して
「もっと沢山、弓矢を射ちゃいましょうよ!」
さりげな〜く援護射撃をする横山アニメ版もあり!

そんなこんなで、
10万本以上の
大量の弓矢を無料でいただいた孔明先生は

「しっかりとお礼を申し上げるのだぞ!」

兵士たちに命じると大きな声で
「曹操閣下の弓矢、ありがとうございました〜!
この弓矢は戦場にてお返しいたしまぁす!」

霧が晴れる前に曹操陣営を後にしたのでした〜。

これが

「さ、さすがは孔明先生!」
周瑜殿は複雑な心境で孔明先生の叡智に拱手したのですが
周瑜殿と孔明先生の心理戦は
まだまだ続きます。

寧ろここから白熱していくのですが・・・

続きは次回の成語をお楽しみに〜!

玄子(げんし)