師せる孔明先生、生ける屍(わたし)を甦らす(31)〜心譯心書*孔明先生の文霊活用術〜
玄子(げんし)です。
孔明先生との時空を超えた奇縁を描いたエッセイ
出会ってから留学するまで↑
23話以降は こちら よりご覧下さい。
孔明先生専属の文霊(あやだま)想作家になった私。
時代、時空、国境を越えて
読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が
宿っているという概念から生まれた
玄子の造語です。
孔明先生の教えを心の修養書として
現代生活で活用すべく
意訳でも超訳でもなく
孔明先生の人生観と人柄を取り入れ
心を尽くして文字にする
心譯(しんやく)を実現しました。
一国の丞相でありながら
心を大事にした孔明先生が
心や人格、志について書かれた
兵法書というよりは修養書ともいうべき心書。
兵法書としてではなく
孔明先生に敬意と好意を持っている人が
孔明先生の心の在り方や教えを
心の乱世である現代の生活で活かすには?という視点で解釈し
五年の月日を費やした結果・・・
孔明先生の文霊(あやだま)書籍化!
個人出版で一冊の書物にまとめることが叶いました!
その名も
心譯心書
しんやく しんしょ
自費出版ではなく、個人出版。
出版社を介さず
製本以外の過程は、全て自力で担いました。
孔明先生の心書に出会ってから出版に至るまで
心が傷つけられる出来事は絶えませんでしたが
その度、孔明先生の文霊に救われたり
ヒントや気付きを得られることが多々あり
それは決して、原文を兵法書として捉えた
難解な言葉で訳しただけでは
辿り着けない境地でした。
心譯心書を書籍化した私は
孔明先生、出陣してもいいですか?
孔明先生が永眠する聖地・武侯墓へ行き
出陣の許可を得てきました!
(真ん中が心譯心書。
両脇は兵法書「心書」「便宜十六策」の
原文のみを書籍化したものです)
いざ、出陣!してみたら・・・
孔明先生の許可を得て
販売してみたら・・・
思った以上に売れて驚きましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
と言うのも、出版前に知り合った人たちからは
三国志はマニアックすぎる
諸葛孔明を知っている人はもっと少ない。
中国とか、諸葛孔明って出さないほうがいい!
売れる!需要がある!!
と言うもの。
ですが、私は
何が何でも孔明先生じゃないとダメだったのです!
意味がないのです。
私の生きている意味さえも。
孔明先生が千八百年前の乱世を生き抜いて
遺してくれた文霊たち。
孔明先生だからこそこの世に遺せた文霊たち。
それを無視して上辺の知識だけを
格言コレクター的に
いっときの慰みとして読み流したところで
何が残るのか?
「よくあることが書かれているだけ」
「当たり前のことが書かれているだけ」
で済まされるだけ。
せいぜいで「いい言葉だ」と一度読んで、終わり。
次の日には残らない。
そんないっ時の慰みにして
孔明先生の存在にさえ気付かない、、、
何じゃそりゃ?って思いました。
あり得ね〜〜〜!!って思いました。
これがビジネス書とかならまだしも
完全に私の自由意志で作る個人出版です。
売れればいいってもんではないので
在庫を持たない受け注製本。
ノルマはないので赤字にはなりません。
何かや誰かに迎合せず
好きなだけ伸び伸びと表現の自由を満喫できる状態にありながら
自分の息の根を自分で止める行為ってあり得ませんよね!
なので、孔明先生を大々的に全面に出して出版しました。
その結果、思いの外、読んでくれる方が多く
感想も熱いものが多く感激したのは言わずもがな。
特に女性が多く理解、共感、感想を寄せてくれました♪
このブログも同じく。
孔明先生に敬意と好意を持っている人だけに向けて書いています♪
こうして、孔明先生の文霊を活用して
書籍化を実現できた私は
続いて、ずっと気になっていた
出師表の文霊を想作することにしました!
出師表に込めらた孔明先生の想いを
文霊から紐解いてみたら>>>