孔明先生からのメッセージの受け取り方
諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。
孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。
ただいま孔明先生著「誡子書」の文霊に学んでいます。
前回の文霊 遂成枯落 の続きからです。
今日の文霊*誡子書12
多不接世 悲守窮廬 將復何及
ポイント単語
多:積極的に
接:伝えていく
世:一生
窮廬:生きることだけで手一杯
誡子書はここまでとなります!
今日の心譯
積極的に先賢の教えを受け継いで後世に伝えることなく
人生を悲しみながら荒れ果てた庵を守るだけで手一杯となり
もう何もできない状態になってから後悔しても、どうにもならない。
この意訳だけでも十分なのですが、敢えて私の心譯を。
自分自身への言葉として、、、。
誡子書の総括も込めて、、、。
孔明先生を始めとする三国志の英雄たちに学んだことを
積極的に人生を懸けて後世に伝えていこうともせず
恐れや怠惰から周りの目だけを気にして何もしなかったらどうなるだろうか?
住むのがやっとの荒れ果てた廬のように
「これ」と言ったことのない、なんのために生きてきたのかさえ解らない人生を
悲劇のヒロインとなって守り続けたところで何になるだろうか?
枯れ落ちた花が咲くことは二度とないように
何もしないまま人生の終末を迎えてから
何とかしようと焦ったり、足掻いたりしたところで
もう、間に合うはずはない。
そんな人生の最後を迎えるか否か、
決められるのは自分だけである。
この文霊こそが、今の私に届けられた孔明先生からのメッセージでした。
故に私は諸葛流文霊想作家として生きることを志命にしました。
こんな風に自分の心に響く文霊を想作することで、孔明先生からのメッセージや助言、激励を受け取れるようになります。
私の文霊想作を参考にしながら、孔明先生のメッセージを受け取ってみてくださいね!
誡子書はここまで!
自分が納得できる解釈をしてみてくださいね!
玄子(げんし)