学びに必要な「静」とは

諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。

孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

ただいま孔明先生著「誡子書」の文霊に学んでいます。
前回の 非寧靜無以致遠 の続きからです。

今日の文霊*誡子書5

 

夫學須靜也

学びには静けさが必須!って書き下されても何のことやらいまいちピンと来ない!
って方のみ今日の文霊想作を参考にご自身の学びを得てください。

 

学びに必要な「静」とは

 

学ぶことの大切さを説く孔明先生。
学ぶのに必要なのは、静けさ。

イライラしたり落ち着かない環境下では集中して学ぶ事はできません。
静かな環境と、安定し集中できる状態でこそ学びも活かされます。

心身ともに静かで落ち着いた状態で学ぶ
学ぶ時は、心身ともに静かで落ち着いた、安定した状態が大切。

それが大体の意味です。

ここまでの文霊想作で私は「静」を人生幹と解釈してきましたが、ここでもやっぱり人生幹です。
人生幹とは、何が遭ってもブレずに穏やかに落ち着いた、ど〜んとした自分の根幹。
何が何でも、誰がなんと言おうとも譲れない覚悟と情熱。

そんなイメージです。

ということで。
学ぶ時に必要な「静」を人生幹と解釈したのが

 

今日の心譯

 

学ぶ時は、中途半端にならぬよう
一意専心、集中して邁進する人生幹が必要である。

学ぶ目的や、姿勢がブレブレだとどんなに素晴らしいことを学んでも馬の耳に念仏状態になってしまします。

何となく学ぶよりも、人生幹を育てるように学んだ方が収穫も成長も大きいのは言わずもがな。

あれもこれもと手を出さずに、まずはたった一つのことを極めながら学んで枝葉を広げるように知識や教養、人の和、そして可能性を広げて生きたいですね!

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