志を明らかにするには?
諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。
*文霊(あやだま)とは?
時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている文字には霊(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。
孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。
ただいま孔明先生著「誡子書」の文霊に学んでいます。
ここまでの文霊想作はこちらから。
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自分なりの言葉でどう表現するか?考えながら読み進めてくだされ〜。
今日の文霊*誡子書3
非澹泊無以明志
孔明先生の座右の銘としてもお馴染みの文霊。
これを自分で行動できるレベルまで噛み砕いて心譯します。
志を明らかにするには
澹泊とは、物事に拘らずあっさりしている感じです。
恬澹(てんたん):執着せず心が安らかな状態ともいえます。
そのような心の状態がなぜ必要になるのかといえば、
何かにつけて柵(しがらみ)や、欲に塗れてしまったり
状況や環境に一喜一憂していては、その時々で気持ちや感情がブレブレになってしまうから。
そんなブレブレの状態で志を立てたとしても日替わりランチならぬ
日替わりの志になってしまいます。
そんな志がぶれまくる人、信じられませんよね?
会うたびに言っていることが違う、一貫性ゼロ、結局何がしたいのか分からない人。
もしそれが自分だったら?
自分を信じて志を明らかにするのが難しいのは言わずもがな。
この人生で何がなんでもやりたい、やり遂げずには死ねないってくらいの
熱い信念と情熱に支えられた志を明らかにするには、
いっときの感情や欲、人間関係に絆(ほだ)されない澹泊さが必須なのです。
なので、あれもこれもと欲張らず。
思考も行動もシンプルにすることで志を人生幹にして、可能性を枝葉のように広げていくことができるようになります。
あれもこれものやりたいことは人生幹が志としてハッキリとブレなくなってから!
まずは無駄なエネルギーを消費せずに、人生幹となる志に全力投球して生きましょう!
以上を踏まえて心譯すると
言動を澹泊にして熱い志を人生幹にしよう!
心譯*玄子(げんし)
「静」の心譯にも出てきた人生幹。二つを合わせて想作すると
熱い志を人生幹にすることで、人間力も育てられる!
ってことになります。基本は人生幹となる志。
で。あくまでもこれは私自身が納得して日々の生活に落とし込める解釈です。
なのでこの解釈が間違っていると言うことはありません。
他の人には当てはまらなかったり、意味が分からなくても私にとってはこの解釈なのです。
これで「あ、やっぱり違ったかも」って思うようではまだまだ、日替わりランチレベルの志。
と言うことで、人の目や反応に対してもブレない強い柔らかさ身につけて生きたいですね♪
玄子(げんし)