孔明先生のドラマに学ぶ*第四話・激智周瑜
孔明先生を人生の師と仰いでいる三国志作家の玄子(げんし)です。
お待たせしました!ドラマ「諸葛孔明」に学ぶシリーズ第四話!
中国語のみで字幕もなし!ですが愛があれば是非!
中国語や中国文化を楽しむ感じでどうぞ!
第四話*激智周瑜
内容:孫権殿が曹操軍と戦うことを決意するまで
ここから周瑜殿が登場します!
それぞれの知音
孫権殿を敢えて怒らせることで腹を割って話すことに成功した孔明先生はその後、周瑜殿をも怒らせて開戦を決意させます。
が!「孫権殿はまだ不安に思っているから周瑜殿が安心させてあげてください」と孔明先生に言われ
「え?まだ不安に思ってんの?」と思った周瑜殿が再び孫権を訪ねると案の定、不安に苛まれていました。
周瑜殿に不安を解消してもらった孫権殿は周瑜殿と魯粛殿はやっぱり分かってくれている!知音だ!!とご機嫌ですが、周瑜殿は不安になってしまいました。
「私よりも諸葛殿の方が孫権様の心を理解している、、、こいつは危険だ!!」と。
これはあくまでも私の個人的な見解ですが、きっと、周瑜殿は孫策殿の知音だから、孫策殿だったら一度決めたら絶対に不安にならなかったのでしょう!
周瑜殿と同じ気持ちで戦う気満々になるのが孫策殿。
ドラマの中で魯粛殿が「孫策将軍」と言っているのに対し、周瑜殿は「伯符」と呼んでいることからも、嗚呼、断金の交わりはまだ続いているんだなって個人的に嬉しくなります。
それくらい堅い友情で結ばれていた孫策殿と周瑜殿。
どうしても孫権殿に孫策殿を見てしまうのかも。
その点、孔明先生と孫権殿は年齢も1歳しか違わないし、どちらもデビューして間もない感じなので気持ちを理解、共感し易かったのかもしれません。
で!第四話の個人的な見どころとしては魯粛殿の本質を理解する洞察力の半端なさ!
孫権殿が怒っても孔明先生と腹を割って話せるように持っていけるし、周瑜殿を怒らせた真意を瞬時に察して「なるほど」って頷いていた魯粛殿!
同盟が成立したとはいえ、いつどうなるか分からない乱世で生まれる国を超えた友情も三国志の魅力の一つです!
今日も三国志なご縁をありがとうございました!