人付き合いが苦手な人が行動力を上げるには?
玄子(げんし)です。
人付き合いの得意、不得意と行動力って関係あると思いますか?
目次
人付き合いが苦手な人が行動力を上げるには?
人付き合いが苦手で、行動力がありません!
どうやったら行動力をあげられますか?
ってお悩みを受けましたが、私は人付き合いが苦手ですが
「行動力だけはあるね」って言われます(^_^;
早い話が、人付き合いの得意、苦手と行動力の有無は関係ないのです!
結論から言うと
人付き合いが苦手だからこそ、一人で行動することを楽しめるのです。
人付き合いが苦手なら、距離をおいて一人で行動しましょう!
誰かの評価を得るためではなく、
人付き合いを円滑にするためでもなく、
やりたいことがあるから、行動する。
それだけの理由で動けばいいのです。
誰かのため、とか
行動することで何らかの見返りや収穫、
充実感を得ようとか一々考えません。
それを考えちゃうと、
誰のためにもならず、
何の見返りも収穫、充実感も得られそうにないなら
やめておこうかな〜って行動する前に終わってしまいます。
なので考えるな、動け!です。
例えばこの人。
三国志の始まりともなった
黄色い頭巾が目印の張角さん。
もともとは乱世を憂える普通の人でした。
この日も張角さんは、いつものように山に薬草採りに行きました。
すると、どこからともなく仙人がニョキッと現れ
「これで世のため、人のために何とかしろ!」と
三巻の書物を張角に押しつけ授けると
「悪用したら、因果応報になるシステムだから気を付けてね」
と言い残して、どっかに消えてしまいました。
張角はその後、家に引きこもって黙々と
仙人がくれた書物を独学でマスターします。
張角には他にも弟が二人いたので、
(多分)普段の買い物とか、家事、町内会のことは弟に任せて、
数年間にわたり引きこもり生活を送りました。
でも急に引きこもってしまったから、近所の人から見たら
「乱世だからって引きこもってしまうなんて。張角さんって行動力ないわね〜」
「張角、引きこもってばかりで付き合いが悪くなった!」
「張角、つまんね〜。オワタ厄介者だ」
って言われていたかも知れません、、、。
そんなある日。
「時は、熟した!!!」
張角の引きこもり生活は終わりました。
数年の沈黙を破って門を開いた彼は、自己ブランドを起ち上げると、次々と病人を治していき
病気を直してもらった人たちは、次々と張角の大ファンになりました。
そうなると、
「張角さんはわしらの誇りです。彼は何年もの間、ずっと一生懸命、勉強していました」
「その間、私たちはずっと彼の成功を信じて見守っていました」
と噂するように(なったかも)。
人の判断なんて、そんなもんです。
こうして、差別化コンセプトを確立させた張角は、
あっという間に、乱世で傷ついた心と体を治しちゃう救世主になったのです!
そして、その行動力はついに、
中国の歴史にも名を残す「黄巾の乱」へと発展していくのでした。
人付き合いが苦手なら無理はしない!
張角がもし、周りの人の目を気にしていたら、どうなっていたでしょう?
三国志の英雄たちは活躍することなく、中国の歴史も違う展開になっていたでしょう。
張角が人付き合いが苦手だったのか、そこまでは知りませんが、張角に学べるのは
人付き合いしなくても良い範囲内で行動する!
ってこと。
現代生活では、ネットやリアルでの人付き合いが苦手ではないけど、
何となく疲れてしまうこともありますよね。
そんな時も、無理はしない!
疲れてしまう、距離を置きたい、あ〜苦手って思う自分を責めない!
疲れたまま人と接すると心身の余裕のなさから不機嫌になったり、
言わなくて良いことまで言って、相手に不快な想いをさせてしまうこともあるので
人付き合いを大事にしたいなら、自分の心身の健康を大事にする!
そして、自分がやりたいって思うことをやる。
早い話が、とりあえず、行動してみなきゃわからない!ってことです。
無難が、平凡が一番、、、だとしても!
自分の慣れ親しんでいる内側の世界に居た方が
緊張もしないし、把握できる範囲内で無難に居られるから充分に幸せ。
わざわざ、慣れ親しんでいない外に飛び出していく必要はない!
レールからはみ出すな!
って思ったことや、言われたことありませんか?
特に若いうちは周りに言われます。
「現実はそんなに甘くないんだから」
「君は人生経験が少ないから解っていないんだよ」
「そんな冒険はやめなさい!」
「ワシが若い頃は〜」
とか、とか。内側だけの世界を選んで生きていると
外側へ行こうとする人の気持ちが理解できないので
色んな事を心配してくれて、無難な道を歩かせようとしてきます。
それは、家族や先生、友達だけに留まらず、時には
「ただでさえ、人口が少なくなっているのに
これ以上若者が県外へ流出してしまったら、将来、どうなるんでしょう?」
地域を挙げて、外の世界に出ないよう脅してきます。
私の生まれ故郷、秋田は未だにそんな感じです(^_^;
が!人生、時には外に行って何かを取ってくる必要があるって状況があります。
取る、といっても物を取るではなく
知識を身につけたり、経験を経て身につけたりすること。
これらは内側に居ては得られるものではありません。
待っていても何も始まらず、取りに行かないと手に入りません。
【取る】っていうと、主体的に行動してってイメージもあるので敢えて取るって言葉を使っています。
勝てるかどうか、ではなく勝つために行く!
三国志は戦乱の世が舞台なので、当然、戦いが多かったのですが
彼らは当然、勝つために、勝とうとして戦地へ行っています。
張角も一儲け、人騒がせしたくて黄巾の乱を引き起こしたわけではありません。
本気で天下を狙いました!!!
だからこそ、張角の登場から始まる三国演義は、後世の人々の心を出だしから掴んで離さないのです。
頑張って行動に移しても上手くいかないと、どうなる?
行動することにブレーキをかけてくる人や、自分の思考の黒幕は
「でも、上手くいかなかったらどうするの?」
って同じ事を言ってきます。
頑張ってトライしても上手くいかなかったらどうする?どうなる?
本当にそれで上手くいく保証はあるの?
将来、どうなるか解らないのに大丈夫なの?と。
その通り!!!
将来の事なんて誰にも解りません。
でも、だからこそ、上手くいく、行かないよりも
挑戦することの方が人生では大切なのです。
上手くいかなかったらやめる、程度のことならそもそも本気じゃない。
上手くいくとか行かないとかではなく、
やらずにはいられない、だから試行錯誤しながらやり続けられるのです。
挑戦することで人生が変わっていく
私自身、将来(大学と就職)のことよりも、その時の情熱を大事にしたくて
成都へ留学出来たのは人生の成功だったし
将来(老後に至るまで)を義務的に生きるよう仕向けられ
本当にやりたいことを封印して、内側の世界で生きるよう
自分自身を黙殺したことで空っぽで、価値のない自分を黙認させられました。
でもだからといって、そのまま何もせず、ウダウダ、ウジウジしていたら
時間は刻々と過ぎてしまいます。
そのまま人生を終わらせたくないなら
やっぱり、思い切って外の世界へ一歩踏み出すしかないのです。
でも、漠然と無鉄砲に行動するのではなく
「どうすればいいか?」を考えながら試行錯誤しつつの挑戦。
だから、すぐには結果は出ないけど、それでもやり続ける。
いつ想い通りの結果が出るか解らないけど、
大切なのは先の解らない「いつ」を意識するよりも
『今』出来ることから始めること。
私のやりたいことは、なかなか理解が得られないけど、
それでもやっぱり周りに理解されるよりも
自分が心底、納得できる人生を生きたい!
って想いから孔明先生を始めとする三国志の英雄に学んだことを
愛と情熱を籠めてお伝えしています☆彡
今日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。