三国志に学ぶ「好きの力」

三国志作家の玄子(げんし)です。

好きなだけではダメ!
情熱があってもダメ!
需要がなければ仕事にならない!
自己満足でよければ趣味としてご自由にどうぞ。

好きなことをしようブームが広まるにつれ、ダメ出しも多くなってきた今日この頃。

なんだけど!さぁ!

仕事にならない、お金にならないなら意味がない、だからと言って、換金できない情熱を見下したかのように趣味としてどうぞって言い方は如何なものかと思います。

目次

好きなことの基本

好きなことって、自分自身が自主的に、積極的に、自発的に好きだってことが大前提です。

情熱を注げるほど好きなことに出会えるって幸せです。

が!それがビジネスにならないと価値がないって見下されるのはどうなんだろう?

お金だけが全てじゃないって言われるのに、お金にならないと見下すって何なんでしょう?

好きの力

好きなことって、それがあるからこそ、生きにくい世の中でも頑張れる!くらいの力があります。

これを「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげる先生は「好きの力」と呼んでいます。

水木先生以外にも、XJAPANのYoshikiさんを始めとする、好きなことを追求して夢を実現している方達は世の中の求めに応じて自己表現しているのではなく、世の中の評判がどうであろうとも、自分の道を歩き続けています。

そして彼らは「好きなことは趣味程度にして、まずはお金になることをしなさい」ではなく
「諦めるな!!」と好きなことに生きる覚悟と勇気を教えてくれます。

好きなことを追求するって、そういうことなんじゃないかなって思います。

三国志に学ぶ「好きの力」

三国志の時代は戦乱の世。

ですが、そんな戦乱に負けず三国鼎立を実現できた曹魏、孫呉、劉蜀の英雄たちは何が違ったのかといえば!!!

今でいう、好きなことへの情熱。と仮定すれば、自ずと好きの力を三国志に学べます!

だからこそ、好きなことをするのは、楽なことをする、とは大違いです。
中原を復興する気があるのかどうか!?
凶星が出ようとも行動を起こせるかどうか?
そんな次元なのです。それなのに、、、

好きの情熱をお金に換算できないからといって価値がないと言わないデェ〜
命がけあるね!私!!!って話です。

「好きの情熱」を育てるには?

好きの力を支える情熱。好きの情熱。
でも、好きって気持ちは何もしないとあっという間に冷めてしまいます。

それを繰り返していると、熱し易く冷め易い。
何をやっても中途半端って言われてしまうことに。

では、どうすれば好きの情熱を育てられるのかといえば、

黄巾の乱を起こしましょう!!!

ではなく。

張角のように行動を起こしましょう!!!
たとえ、後世の人間にどう言われようが、張角の行動によって中国の歴史は大きく動きました。

「なんかメンドイ」とか「実際にできるわけがない」「現実を見なさい」って出来ない言い訳だけを探していたら、張角は歴史に名を刻むことはありませんでした。

いうまでもなく、張角がいなければ、三国志英雄たちのあの活躍はありませんでした。

張角も人の子。
仙人に授けられた書物を独学で学び、ついに門出!って家の扉を開いたときは、ドキドキ緊張したはず。

でも、張角には、張角なりの志があったからこそ不安や心配といったマイナス思考を抑えて立ち上がれたのです。

ということで!

好きなことがあったら、今できることから行動に移して生きましょう!
そして、生きた甲斐のある人生を送って生きたいですね!

 

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