師せる孔明先生、幾度も私を走らす(12)〜見るべき現実は、望む未来〜

尊敬愛を貫く決断

人生の岐路に立たされた私を動かしたのは
積もり積もった不安と、
障害によって激しく燃え盛った孔明先生への尊敬愛だった。

どんな想いも情熱も、時間の経過とともに冷めてしまうものならば、
冷める前に次の行動をしよう!
と腹を括った私は「中国に留学をする」ことに決めた。

三国志の国へ留学することこそが、
私の進むべき道だという現実に辿り着いたのである。

言い換えれば、留学する以外に道はない。

それが私にとっての現実だった。

「現実をみなさい」と言われる時は往々にして、
実現することが出来ない理由や状況を確認して、
納得して、やめなさい、と

「やらないこと」「諦めること」を
推奨する時に使われることが多い。

現実をみなさい、と言われたら、見るのは未来

反対の声を押し切って実現している未来の自分の姿。

妄想と言われようが、空想と言われようが気にしない。

何が何でもやりたいことなら、
反対を押し切ることで覚悟も固まるし、
自分の言動に責任を持つしかない状態になるので、
本気かどうかを自問自答することも出来る。

頑固、ワガママ、自分勝手と最初は言われても、
そんな現実さえ数年後には、
行動力がある、意志が固い、自分を持っていると
言われるようになる。
それもまた現実。

生きる理由

一度覚悟を決めたら、
それ以外の選択肢は全て排除された。
親や学校と相談や検討をする余地はなかった。

三国志の国へ留学すること以外、
私が生きる理由も必要もなかった。

進路を相談することなく、
進路を報告することになり、
表面上はすんなりと決まった。

だが、中国への留学を決めた私にとって
最大の難関は、父の説得だった。

心定まらない父を納得させるには?

情熱だけを武器に戦う私に勝算は??

次回へ続きます>>>