悲しんでいる時に前向きな言葉は要注意!

諸葛孔明先生専属の文霊想作家・玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。

孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!原文の和訳ではなく「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、
孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

 

今日の文霊(あやだま)

 

今、この状況でその言葉を言ったらどうなるか?

自分が相手に言いたい気持ちよりも
言われた相手の気持ちを想像してみよう

何でもポジティブ思考にしていませんか?

 

あからさまに相手が傷つくとわかっていることなら
相手の気持ちを想像しやすいのですが

相手が落ち込んでいる時に
前向きに元気づけようとポジティブすぎる発言って要注意。

悪気は全然ないし、むしろ元気付けてあげたいって気持ちがあるから
できる限り明るい言葉をかける。

でも!相手が悲しんでいたら?

例えば大事な家族であるペットを亡くして悲しんでいる人に
「寿命だから仕方がないけど幸せだったと思うよ〜
一足先にあっちの世界で待っていてくれるよ」
的なことを言われたり

「私の悲しみはそんなものじゃなかった!」
って何故か、悲しみのマウンティングされたり、かと思いきや

「いつまでも悲しんでいても意味がない」
って無理矢理、首に鎖をかけられて前進するような言葉を受けたり、、、。

上記は全部、私の体験したことですがシンドかったです!

こちらが相手に合わせたテンションの高さで返事をしないといけないから。
悪気ないのは分かっているから、、、。

でも、しんどい。

それどころじゃないし。
そんな言葉で前向きになるもんじゃないし。
今は、ただただ悲しくて自分で自分を支えるのに精一杯。

こんな時は、前向きな言葉よりも
気持ちを共感してくれる人の方が救われます。私は。

特に命に関わることは、、、。

前向きな言葉だけが相手を元気付けるわけではなく
一緒に痛みや悲しみを分かち合うことで
救われてまた歩き出せることもあるので

何でもかんでも前向きに!ではなく
今の状況下で相手の気持ちはどんななのか?

ほんの数秒、思いやる気持ち大事にしたいですね!