徳を養う「倹」とは?

諸葛流文霊想作家の玄子(げんし)です。

*文霊(あやだま)とは?

時代、時空、国境を越えて読む人の心を動かす力を持っている字には(魂、精神)が宿っているという概念から生まれた玄子の造語です。
孔明先生の文霊はとても奥深く、普通に兵法書として読み流すにはあまりにも、もったいない!
ので!!「現代生活で活用するには?」という私独自の視点と、孔明先生の人柄や魅力を取り入れながらから文霊を想作しています。

前回から孔明先生著「誡子書」の文霊に学んでいます。
自分なりの言葉でどう表現するか?考えながら読み進めてくだされ〜。

今日の文霊*誡子書2

儉以養德

 

徳を養う「倹」とは?

今日の文霊。中国語の解説では、質素倹約生活をして高尚な品徳を養う、と有りましたが・・・

今の時代。生活を倹約することで高尚な品徳は養えるのか???と思いました。

なので、私はこの「倹」が持つもう一つの意味「心のあり方」に注目しました。

で!

心を質朴にする、と言う解釈にたどり着き、ああ、スッキリ!
これだ〜〜〜〜〜〜!!!


私が求めていた文霊の意味はこれよ、これ!って合致しました。

ってことで、文霊想作はあくまでも自分の心が納得するのが基本

正しい現代語訳は既に多くの方が書き下し文とともに発表しているので、今更私が訳す必要は有りません。
私が心掛けているのは、孔明先生の文霊を如何に自分の生活、人生で活用させるか?

お金を無駄遣いしない倹約生活だけでは私は自分を高めるのは無理です。
志命を尽くすには、無駄なことをしない行動のシンプル化と
見栄や意地を張らない、飾り気のない素直な心・・・質朴な心が大事です。

故に今日の文霊を私が想作するとこうなります。

飾り気のない、素直な心で学んで自分を磨こう!

心譯*玄子(げんし)

学びの内容は人それぞれですが、三国志が好きなら!
三国志の英雄に学ぶことをお勧めします。(私淑)

言うまでもなく、私の文霊想作も孔明先生への学びそのもの。

是非、自分なりの学びを楽しんでくださいね!

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